目指すは健やかな未来を創る人材教育。『適塾』塾長の先進性とたゆまぬ挑戦。



コロナウイルス感染拡大による小中高の臨時休校。オンライン授業体制を2週間で構築。

コロナウイルスとの戦いが始まってから半年以上が経過しましたね。2月27日に安倍総理が新型コロナウイルス感染拡大防止に向け、全国の小中高の学校に3月2日からの臨時休校の要請を行いました。これにより公立・私立の教育機関をはじめ教育関連産業の全体が一時的に機能を停止する事態に追い込まれました。もちろん、ご存じの通りこの時点ですでに新型コロナウイルスは全世界的感染拡大を続けておりましたので、日本国内でこの後に緊急事態宣言発令による移動制限、休業要請などの国民生活にとっての深刻な自粛生活が待ち受けることもある程度は予想の範囲にありました。

日本国全体を襲う未曽有のパンデミックに直面しているわけですから、一人の人間として不安や動揺が無かったわけではありません。しかし、子供たちの教育に携わる者の一人として、文字どおりの緊急事態にいかに冷静に対処すべきかが今、問われているのだと考え、取るべき行動を選択しました。

適塾では2月の始め頃から臨時休校の要請が行われることを予想し、講師を含む全スタッフで休校後の対応を協議していました。すべては適塾に通う子供たちのため「休校による学力格差を出来る限り防ぎたい。そのためには自粛生活にあっても毎日しっかりと勉強する習慣を身に付けるように全力で塾生をサポートする」。その方法が『オンライン授業体制の構築』でした。目的と手段が明確となったら後は行動のみです。塾長である私を中心に約2週間で機材と専用スタジオを準備し環境を整え、オンライン授業体制を構築しました。政府の要請を受け、各地で休校が始まった3月上旬より、適塾の授業はオンラインで受講可能な体制に移行しております。



■適塾と共に歩む人生。スパルタ教育から「褒めて伸ばす」教育指導方針へ

授業の様子

適塾は、高崎、富岡、安中の3市に5教室を展開しています。創業は1990年ですが、母体となった学習塾時代を含めると40年の歴史があります。元々、私自身が塾生であった縁もあり、大学生時代から講師として手伝い、そのまま大学卒業後に入社、2007年に塾長(代表取締役)に就任し現在に至ります。振り返れば、適塾と共に歩んだ人生ですね。かつては「日本一のスパルタ塾」などと呼ばれる、厳しい学習指導で名が通っていた時代もあり、まさに私自身がそんなスパルタ指導のもとで育った一人ではありますが、学歴至上主義、スパルタ指導は教育方針としては過去のものです。少子高齢化の時代、子供たちの将来の目標には多くの選択肢があります。また、情報化社会の中で多くの子供たちが自らの目標設定に対して具体的に「どうすればいいか」を考えて行動するようになっています。私たちの教育指導は一方的に学力の詰込みを強要するようなものではなく、子供たちの将来の目標達成に向け、個性に寄り添い、最適な方法論を用いて『褒めて伸ばす教育指導方針』を取っています。将来の目標達成には膨大なエネルギーが必要です。そのエネルギーの蓄え方、蓄えたエネルギーの効率の良い使い方をしっかりと学ぶ場として適塾を活用して欲しいと考えております。

左から安中校、高崎小鳥校、富岡校、吉井校、高崎駅前校
オンラインで授業を進める様子

■伝統に甘んじない先進性。2014年から始まった「留学事業」と「オンライン英語講座」

臨時休校以降、多くの公立学校がオンライン授業の導入を模索し大変苦労されていると聞いております。一方で適塾では2月中に約2週間でオンライン授業体制を構築し、実際に3月からオンライン授業を開始しておりますが、普通に考えて、そんな短期間に授業体制を変更できるものではないでしょう。私たちが早急にオンライン授業体制に移行できたことには理由があります。適塾では実用的な英語コミュニケーション能力の開発に早くから注目し留学事業部を設置。2014年からフィリピンのセブ島との留学事業(*1)を始めたのを機に、ハワイ留学、塾内で始める在塾留学として、小学生向けSLRW講座(*2)、中学生向けカランメソッド(*3)を開講しています。

セブ島の英語学校と提携したオンライン英語講座

つまりセブ島の英語学校と提携し、2015年の時点ですでにオンライン英語講座を塾内に導入していたため、コロナ禍でのオンライン体制移行への適切なメソッドを持っていたのです。

現在のオンライン授業は主に動画投稿サイト「YouTube」を使っての授業のライブ配信とビデオ会議サービス「Zoom」での宿題管理や個別指導となっています。慌ただしい授業体制の移行でしたが、決して付け焼刃なものでなく新たな授業スタイルが出来上がりました。休校中の不安いっぱいの子供たちや保護者の皆様に一定の評価を頂けていることが何よりも私たちの励みとなっています。オンライン授業にはインターネット環境の整っていないご家庭への対応の面など、まだまだ課題が多いのも事実ですが、ご父母様、ご家族との協力と連携をこれまで以上に強くして子供たちの家庭での学習時間をサポートしていきたいと思います。



パーテーションや検温・消毒など感染症対策

■アフターコロナに向けて。時代が変わっても生き続ける創塾の志「未来を創る人材育成」

6月から小中高の学校が再開し、各地で登下校中の子供たちの姿を見られるようになりました。もちろん皆マスクを着用していますが、それでも街中で元気な子供の様子が目に入るだけでも大人たちは気持ちの中に自然と勇気が湧いてくるものです。適塾でも教室で対面での集団授業・個別授業を再開し徐々に増やしてきております。特に対面での個別授業はオンラインではどうしても行き届かない部分のチェックやフォローのために今後さらに重要となるでしょう。子供たち一人一人の個性や気持ちの変化などは、まだ対面でのほうが理解しやすいと思えますね。もちろん、教室での授業にはコロナ感染対策は必須です。入館時の検温、手洗い、教室内のパーテーションの設置、身体的距離の確保から、常時換気やドアノブ、机、椅子、備品の消毒清掃まで毎日徹底して行っております。数年前に塾生証もICカード化済みですから入館時も退館時も人や物に触れずに処理できるので安心安全です。

アフターコロナと言いましても、現時点(2020年7月)においてはワクチンも無く、収束の目途も立っていない中では確信を持って明るい展望をお話することは難しいところです。それでもあえて展望を語るとするなら、「子供たちの未来に大きな希望を託すための仕事を続けるのみ」ということでしょうか。今回のコロナ禍は人類史に記録される大きな困難と言えるものでしょう。新しい日常と言いますが、日常生活のあらゆる局面でコロナ対策をしっかり取り、感染リスクの少ない生活を送りながら収束を待つ一方で、この困難を乗り越える道を模索し続けることが、今の私の新しい生活スタイルです。

私たちの塾名は江戸末期の蘭学者、緒方洪庵が開いた適塾から頂いております。激しく変動する世界情勢を視野に入れ、熱い志をもった若者たちが集い勉学に切磋琢磨した場所。そこからは新しい日本の礎を創った多くの逸材が育ちました。グローバルに活躍する人材を輩出した私塾の存在に感銘を受け「適塾」と名付けたのです。時代も情況も違いますが、現在、世界と日本の大きな変動期にあって、適塾のルーツに立ち返り、健やかな未来を創る人材教育に少しでも貢献して行きたいと思います。

「夏期特訓ゼミ」はGメッセの広い講義会場で行われる

適塾では8月に恒例の「夏期特訓ゼミ」(*4)を高崎の「Gメッセ」で開催します。万全なコロナ対策を取り、広々とした会場で150インチの巨大スクリーンを使った初めての授業になります。コロナに負けない、適塾と子供たちの今後のチャレンジにご期待ください。



(*1)「留学事業」適塾は他塾に先駆けてセブ島への英語留学への窓口を行っている。http://www.ceburyugaku.info/index.html (*2)「SLRW講座」Speaking(話す)、Listening(聞く)、Reading(読む)、Writing(書く)の略。CEBU語学提携校講師とリアルタイムでの授業を行っている。 (*3)「カランメソッド」正しい英文法・発音に基づく英会話力を、体系的な訂正と強化に重点を置いた徹底反復型の練習により身につける方法。

https://www.tekijuku.info/pdf/SpeakingMaster_Pamphlet.pdf


(*4)「夏期特訓ゼミ」8月9日(日)〜8月11日(火)まで期間にGメッセで行われる、広々講義会場で150インチの巨大スクリーンを使った中学生向けの授業。





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