ペットセメタリー新旧作を見てみた。

本当は映画館で見たかった映画、スティーブンキング原作のペットセメタリー(2019)がNetflixで配信されていたので観てみました。原作者のスティーブンキングがこの作品を執筆した際、あまりにも恐ろしい内容であったため、出版を見送ったという逸話があるほどらしいので、どんな内容なのか期待が膨らみます。ついでに1989年に公開された旧作も一緒に見たので、そちらと併せて感想を書いていきたいと思います。

1989年版
2018年版

1.あらすじ

医師のルイスは妻、娘、息子と共に都会から田舎に引っ越してくる。引越し先の家の近くにはペットのお墓「ペットセメタリー」があった。ある日ペットの猫が交通事故に遭い、ペットセメタリーの奥にある死者の蘇る土地に猫を埋めると、翌日凶暴化した猫が帰ってくる…というのがざっくりしたあらすじです。ここから家族の不幸は始まるのですが、1989年版と2019年版では大きく内容が変わってきます。



2.新旧作の違い

※ここから先はネタバレを含みますのでご注意ください。

まず、1989年版と2019年版では交通事故に遭う家族が違います。1989年版では弟が、2019年版だと姉が亡くなるのですが、前者はまだ言葉も拙く、幼い弟には到底できないであろう動きをするので、以前の人格とは全く違う何かに変わってしまった様子がありありと伝わってきます。後者の姉だと言葉もしっかりしている分、父親を騙そうとする素振りや、以前の娘のように振る舞おうとするので不気味さが前作よりも引き立っているように感じました。

その他にも呪われた土地の演出や、飼い猫の種類、結末など、話の流れと登場人物の名前以外ほとんど違うので、全く別物として楽しんだ方がいいかもしれません。

個人的には、1989年版の方が原作通りのストーリーで違和感なく、無駄にびっくりしたり、怖がらせるシーンがないのでおすすめです!!

また、序盤で亡くなる大学生の亡霊の演出が妙にフランクなところも1989年版の魅力だと思うので、見る際には注目していただけたらと思います。



3.感想

ホラーの系統としてはゾンビ映画に近いのですが、ウェンディゴ、インディアンの呪われた土地など、神霊的な要素が多くあります。コミカルなシーンは1989年版の大学生の亡霊くらいで、子供が亡くなる話のため、新旧作どちらも暗く悲しく救いがありません。後味が悪いものが苦手な方は見ないほうがいいと思います。また、流血表現があり2019年版に至ってはR15指定なので、グロ耐性の無い方はお気をつけください。

また、どちらの作品も近所の工場のトラックが人気のない道路を爆走で走ることによって事故に遭っているので、車を運転する身としては教訓じみたものを感じました。ついつい人気のない、空いている道路ではスピードを出してしまうことがあるので、この作品のように他人を不幸にさせないためにも安全運転を心がけていきたいと思います。