セブンイレブンの「茶」、圧がすごい新パッケージへ!
7月に【賛否両論!ローソンPBパッケージリニューアル、実際どうなの?】という記事を書きましたが、今度はセブンイレブンがお茶のパッケージを一新したそうです。
が、これまた物議を醸すデザインでTwitterをはじめSNSで話題に!
新パッケージは「茶」の文字がドーン!とラベルのド真ん中に鎮座し、その傍らに「烏龍」「ジャスミン」等とお茶の種類が小さく書かれているとのことで、ネットでは「パッと見で何茶か見分けがつかない」「朝の忙しい時に探すのが大変」との声が上がっています。
大手コンビニの中でも全国で1番人気、コンビニの王者ともいえるセブンイレブン。
なのになぜ…つい最近あんなに話題になったローソンからパッケージデザインの大切さを学ばなかったんだ…!
ということで、今回も実際にセブンイレブンで写真撮影&商品購入してレビューしていきます!
新パッケージデザインは「茶」の圧がすごい!
どうでしょうか、この「茶」の文字の存在感。

でかいよーー!
これは売り場でもお茶だということは一目でわかりますね。
フォントは筆で書いたような楷書体なので和風な感じがしてお茶にはマッチしています。
問題は、その横!
お茶の種類は全部で4種類なのですが、それぞれ「烏龍」「むぎ」「ほうじ」「ジャスミン」と茶の文字に対して小さめに書いてあります。
そしてほうじ茶以外は文字色が目立たない…。

これが売り場の写真です。
実際この写真を撮影した時、私は「なんだー、この店舗はまだほうじ茶とジャスミン茶以外は置いてないのかぁ。明日また違う店舗に行ってみよう」と思っていたんです。
ほうじ茶の隣に麦茶と烏龍茶があったことに気付いたのは帰宅後改めてこの写真を見た時でした。
この3種類は飲料自体の色が似ているので、パッケージも似ているとパッと見では本当にわかりません。
烏龍茶は他に比べてボトルの背が高いのに、まったく気付きませんでした。
それぞれボトルの形が微妙に違う

実はこれよく見るとわかるのですが、このお茶シリーズはそれぞれボトルのデザインが違うんです。
フラットだったり、ねじれたデザインになっていたり、手に持ってみれば確かに違いがわかるのですが視覚的にはあまり差は感じられません。
だいたい、商品を選ぶ時にわざわざひとつひとつ手に取りませんよね…。
なので、これはお客様向けというより補充する店員さんへの配慮なのでしょうか?
うーん、わからん。
店員さんもボトルの形で差をつけるより視認性が良いラベルの方が助かると思いますが。
前パッケージと比べてみる
新パッケージのデザインだけ見てても茶の文字しか目に入ってこないので、リニューアル前のパッケージと見比べてみたいと思います。
比べるとこんな感じ。
前パッケージは特に何を強調するわけでもないシンプルなデザインですね。
商品名のフォントは決して大きいとは言えませんが、文字色が黒なので視認性は◎。
しかし、お茶っぽさはないためジュースとの区別はあまりつかないかもしれません。
特にジャスミン茶は飲料自体の色がレモン系の清涼飲料水と同系色なのでパッと見お茶には見えない可能性があります。
こういった点から新パッケージでは「茶」を強調したのでしょうか。
そして、前パッケージの頃からボトルデザインはこれだったんですね。
新パッケージの商品名が見づらいからボトルデザイン変えた説、一瞬で消え去る…。
ちなみに味は変わっていませんよ。
ジャスミン茶おいしい〜♡

セブンプレミアムのパッケージコンセプトは「わかりやすさ」?!
今回の騒動を受け、セブンイレブンの広報担当は
「分かりやすさとか、美味しさがちゃんと伝わるデザインを心がけておりますので、お客様からそういうお声をいただいたということを真摯に受け止めて、今後パッケージの変更なども検討して参りたいなと思っております」とコメントしたそうです。
ということは、お客様がわかりにくいと感じている今回のパッケージは、近いうちにまた変更されるかもしれません。
新しいデザインになる前に、みなさんもぜひセブンイレブンの店頭でこのパッケージを見てみてくださいね〜。